ヒゲ脱毛

髭脱毛は出力が強ければ強いほどいい?機械のスペックだけ見てはいけない理由

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こんな方におすすめ

  • 髭脱毛で「もっと出力を上げてもらった方がいいのでは?」と考えている人
  • 濃い髭だから強いレーザーを当てたいと思っている人
  • 髭脱毛の口コミで「出力が弱い」「高出力だった」という投稿が気になっている人

髭脱毛について調べていると、かなり頻繁に出てくる言葉があります。

それが、

「出力」

です。

口コミを見ても、

「最初は出力が弱かった」

「回数を重ねて出力を上げてもらった」

「もっと高出力でやってくれるクリニックがいい」

「痛かったから効いている気がする」

といった話を見かけます。

私もこうした情報を見ると、

 

「では、髭脱毛はできるだけ出力を上げた方が効果が高いのでは?」

と思ってしまいます。

特に髭が濃い男性の場合、

「どうせやるなら弱いレーザーではなく、強いレーザーを当てたい」

と考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、医療レーザー脱毛について調べていくと、どうもそんな単純な話ではありません。

レーザー脱毛の結果は、単純な出力だけではなく、波長、フルエンス、パルス幅、スポットサイズ、冷却など

複数の条件によって変わります。実際、スポットサイズだけを変えた研究でも脱毛効果に差が確認されており、

「数字が大きいか小さいか」だけでは説明できません。

 

さらに当然ですが、レーザーを照射する相手は機械ではなく人間の皮膚です。

肌の色。

日焼け。

髭の太さ。

髭の密度。

照射する部位。

前回の施術後にどのような反応があったのか。

こうした条件も人によって違います。

そこで今回は、

「髭脱毛は出力が強ければ強いほどいいのか?」

という疑問から、私なら機械のスペックより何を確認するかを考えてみたいと思います。

「高出力=高効果」と考えたくなる気持ちは分かる

髭脱毛で出力を気にする理由は分かりやすいと思います。

弱いレーザーより強いレーザー。

低い数字より高い数字。

そう聞けば、

強い方が毛に大きなダメージを与えられそうに感じます。

筋力トレーニングなら、ある程度重い重量を扱った方が負荷は大きい。

車なら馬力が高い方がパワーがある。

こうした感覚から、

脱毛も出力が高いほど強力なのではないか

と考えたくなります。

 

しかしレーザー脱毛では、同じようには考えられません。

レーザーのエネルギーは毛だけに都合よく作用するわけではなく、皮膚にも影響し得るからです。

レーザー脱毛後には赤みや毛包周囲の腫れなど一時的な反応が起こることがあり、水疱、色素沈着・色素脱失なども報告されています。

厚生労働省の美容医療に関する資料にも、髭脱毛レーザーによる熱傷の相談事例が記載されています。

つまり、

「毛に強く作用させたい」

と、

「皮膚へのダメージは抑えたい」

という二つを同時に考える必要があります。

ここが単純なパワー競争ではない理由だと思います。

私なら「出力はいくつですか?」だけでは聞かない

髭脱毛を受けるとしたら、

「今日は何ジュールですか?」

という数字だけを確認するより、

私は、

「なぜ今回はこの設定なのですか?」

と聞きたいと思います。

なぜならレーザー脱毛は、一つの数字だけで条件が決まるわけではないからです。

例えば同じフルエンスでも、

使用するレーザー。

パルス幅。

スポットサイズ。

冷却方法。

によって皮膚や毛への作用は変わってきます。

 

実際の研究でも、フルエンスとパルス幅だけでなく、スポットサイズや表皮冷却を揃えたうえで比較が行われています。

それだけ複数の条件が施術結果に関係するということです。

だから、

「20だから強い」

「15だから弱い」

という数字だけを見ても、別の機械や別条件と単純比較できるとは限りません。

ここは脱毛について調べ始めた人ほど、勘違いしやすいところだと思います。

出力だけではなく「波長」が違う

前の記事でも触れましたが、髭脱毛ではレーザーの種類も重要です。

代表的なものには、

アレキサンドライトレーザー。

ダイオードレーザー。

Nd:YAGレーザー。

などがあります。

これらは同じ「医療レーザー脱毛」でも波長が異なります。

長期的な脱毛について複数のレーザーを比較した研究やレビューでも、それぞれ効果と安全性が検討されています。

つまり、

出力が高いAという機械と、出力が低く見えるBという機械を、数字だけで比べること自体が適切とは限らない

ということです。

 

例えばNd:YAGレーザーは1064nmという比較的長い波長を使用します。

一方、アレキサンドライトレーザーは755nmです。

どちらも脱毛に利用されていますが、皮膚やメラニンへの光の作用特性は同一ではありません。

だから私なら、

「一番高い出力を出せる機械はどれですか?」

ではなく、

「私の肌と髭なら、なぜこのレーザーを使うのですか?」

と聞きます。

こちらの質問の方が、はるかに重要だと思います。

「パルス幅」という数字もある

さらに少し踏み込むと、レーザー脱毛では、

パルス幅

という条件もあります。

簡単に言えば、レーザーのエネルギーをどの程度の時間で照射するかという設定です。

同じレーザーでも、パルス幅が変われば組織への熱の伝わり方も変わります。

アレキサンドライトレーザーについて異なるパルス幅を比較した研究もあり、脱毛ではフルエンスだけでなく

パルス幅も検討すべき設定の一つであることが分かります。

つまり脱毛機の画面を見て、

「数字が大きい!」

だけでは分からない。

私なら、

出力という一つの数字ではなく、施術する側が複数の条件をどう組み合わせているのか

を見る方が大切だと思います。

意外と見落としやすい「スポットサイズ」

さらに興味深いのが、

スポットサイズ

です。

レーザーを一度に照射する範囲の大きさです。

「そんなものが脱毛効果と関係あるのか?」

と思うかもしれません。

しかし研究では、フルエンス、パルス幅、表皮冷却を同じ条件にしたうえで、より大きなスポットサイズを使った方が

脱毛効果が高かったという結果も報告されています。

これは私が脱毛機を調べていて面白いと思った部分です。

一般利用者はどうしても、

「何ジュールだった」

という話に注目します。

 

しかし実際には、

出力。

パルス幅。

スポットサイズ。

レーザーの波長。

冷却。

こうした条件が組み合わさっています。

つまり、

出力だけを比較して脱毛機の強さを判断すること自体が難しい

ということです。

冷却も「おまけ」ではない

レーザー脱毛機を見ると、冷却機能を搭載している機械があります。

利用者側からすると、

「痛みを減らすための機能」

というイメージが強いかもしれません。

もちろん快適性も重要ですが、冷却は皮膚を保護しながらレーザーを照射するうえでも重要な要素として研究されています。

レーザー脱毛の研究でも、表皮冷却は他の照射条件とともに管理されています。

ここから考えると、

「一番高い出力を出せる」

だけを見るより、

どのような冷却をしながら安全性に配慮して照射するか

まで見る方が合理的です。

特に男性の髭は鼻下やあごなど顔に照射します。

 

だから私は、

単純に、

「もっと強くしてください」

と言うより、

施術後に皮膚がどう反応したかも含めて、次回の設定を判断してもらいたいと思います。

痛いほど効いている、とは限らない

これも非常に気になるところです。

髭脱毛の口コミでは、

「めちゃくちゃ痛かったから効きそう」

という表現があります。

確かにレーザー照射では痛みが生じることがありますし、髭のように太い毛が密集した部位では痛みを強く感じる人もいるでしょう。

しかし、

痛みを脱毛効果のメーターとして使うのは違う

と思います。

痛みは施術に伴う負担の一つです。

 

厚生労働省も、美容医療では期待する効果だけでなく、痛みや副作用などのリスクについて説明を受け、

「効果とリスクのバランス」を理解して施術を選ぶことを呼びかけています。

また、低フルエンスを複数回照射する方式についても研究されており、条件によっては高エネルギー方式より痛みや有害事象を抑えながら脱毛効果を得られたという報告があります。

この点からも、

「痛い=効く」「痛くない=効かない」

と単純化するのは難しいと思います。

前回と同じ出力でいいとも限らない

髭脱毛を複数回受ける場合、ここも重要だと思います。

例えば初回は、

非常に髭が濃かった。

鼻下もあごも密集していた。

しかし何回か施術を受け、

毛量が減った。

毛質が変わった。

残っている場所が変わった。

となれば、最初と同じ状態ではありません。

 

さらに肌の状態も毎回同じとは限りません。

日焼けしている。

肌が乾燥している。

前回強い赤みが出た。

こうした違いがあるかもしれません。

レーザー脱毛では解剖学的な部位や照射条件などによって結果が変わることが報告されています。

だから私なら、

「前回20だったから今回は22」

という単純な数字の上げ方より、

「今の髭と肌を見た結果、今回はどうするのか」

を説明してもらいたいです。

同じ人でも、毎回ベストな設定が必ず同じとは限らない。

ここは非常に重要だと思います。

自分から「もっと出力を上げて」と言う前に聞きたいこと

例えば何回か髭脱毛を受けて、

「思ったより減っていない」

と感じたとします。

そこで、

「次はもっと出力を上げてください」

と言いたくなる気持ちは分かります。

しかし私なら、その前に、

「なぜ思ったほど減っていないのか」

を確認します。

 

使用しているレーザーが現在の毛に合っているのか。

照射間隔はどうなのか。

残っている毛の太さはどうなのか。

前回の皮膚反応はどうだったのか。

設定を変更する必要はあるのか。

別のレーザーを使う選択肢はあるのか。

こういう部分です。

その結果として、

「今回は安全に出力を上げられます」

という判断なら納得できます。

しかし利用者側がネットの情報だけを見て、

「○ジュール以上でやってください」

と指定するのは、私は少し違うと思っています。

医療行為として行う以上、最終的な照射条件については肌や毛の状態を診た医療側と相談する方が安全です。

私なら「最高出力」より「調整できるか」を見る

脱毛機のスペック表を見ると、

最大出力。

スポットサイズ。

波長。

照射速度。

などが書かれています。

スペックを見るのは面白いですし、機械を比較する参考にはなります。

 

しかし私がクリニック選びで重視するとすれば、

最高出力より、状況に応じて調整できる環境があるか

です。

濃い髭。

薄くなった髭。

鼻下。

頬。

あご。

あご下。

肌色。

痛み。

前回の反応。

 

こうした違いを見ながら、

その人に合わせて設定する。

必要ならレーザーを変える。

肌トラブルがあれば医師が確認する。

この方が、

「うちは最大○○Jまで出せます」

という宣伝文句より、私は安心できます。

同じ機械でも結果が完全に同じとは限らない

これも「機械名だけで選んではいけない」と思う理由です。

例えば二つのクリニックが、全く同じ脱毛機を導入していたとします。

機械が同じなのだから、どちらで受けても同じ。

と思いたくなります。

しかし、

照射条件。

使用する波長。

肌状態の判断。

冷却。

照射する範囲。

施術の進め方。

トラブル時の対応。

まで全く同じとは限りません。

研究でもレーザー脱毛の効果はフルエンスだけで決まっているわけではなく、スポットサイズやパルス幅など複数の条件が検討されています。

 

だから私は、

「ジェントルマックスプロを使っているから安心」

だけでクリニックを決めるより、

「その機械を私の髭にどう使うのか」

まで確認した方がいいと思っています。

機械を選ぶ。

その次に、

機械の使い方を見る。

ここまでがセットです。

私ならカウンセリングで確認する5つのこと

髭脱毛を検討するなら、私は最高出力を聞く前に、

「私の髭と肌にはなぜこのレーザーを選ぶのか」

「今回の設定を決める基準は何か」

「前回の肌反応を次回の設定に反映するのか」

「痛みや赤みが強い場合はどう調整するのか」

「思ったほど減らない場合、レーザーや設定を変更できるのか」

の5点を確認します。

 

この質問をして、

「とにかく出力を上げればいいです」

という説明だけなら、私は少し不安です。

反対に、

「あなたの場合は髭がこの状態だから」

「肌の状態がこうだから」

「前回ここまで反応したから」

「今回はこの設定にします」

と説明してくれるのであれば、納得しやすいと思います。

厚生労働省も美容医療について、期待できる効果だけでなく、リスクや副作用、他の選択肢について十分説明を受けたうえで

判断するよう案内しています。

まとめ|髭脱毛は「最強の出力」を探すゲームではない

髭が濃い。

だから強いレーザー。

もっと出力を上げる。

痛いほど効いている。

この考え方は非常に分かりやすいです。

しかしレーザー脱毛について調べてみると、

実際にはそれほど単純ではありません。

 

出力だけでなく、

レーザーの波長。

パルス幅。

スポットサイズ。

冷却。

肌質。

毛質。

照射部位。

前回の皮膚反応。

こうした複数の要素を考える必要があります。

そして高いエネルギーを使えば、皮膚へのリスクまで無制限に小さくできるわけではありません。

レーザー脱毛では一時的な皮膚反応に加え、まれながら水疱や色素変化なども報告されています。

だから私なら、

「この機械は最大何ジュール出ますか?」

より先に、

「私の髭と肌なら、なぜこの設定にするのですか?」

と聞きます。

 

そして、

出力を上げることが目的ではなく、

自分の毛と肌に合わせて、効果と皮膚への負担のバランスを考えながら調整してもらうこと

を重視します。

脱毛機のスペックを調べること自体は悪くありません。

むしろ知識を持ってカウンセリングを受けることは、自分が納得して施術を選ぶためにも役立つと思います。

ただし最後に見るべきなのは、

「どれだけ強い機械か」ではなく、「その機械を自分に合わせてどう使ってくれるのか」

です。

髭脱毛では、「最強の出力」を探すより、

自分に合った設定をきちんと判断してくれる場所を探す。

私なら、こちらを優先します。

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